忙しい日常の中でふと鏡を見た時、『えっ!?』と思ったことはありませんか?
疲れた顔をじっと覗いてみると、今までなかった部分に見たことのないものが…
そう、シワです。
実際私もこのような体験をしました。
仕事がハードであまり鏡と向き合わなかった時期、目元のメイクのよれが気になってきたので、よくよく見てみると目元に細かいシワが…。
年齢的な諦めもありましたが、やっぱり心は大きなダメージを受けました。
今回のテーマは『シワ』、特に『目元のシワ』に絞って書いていきたいと思います。
そもそも目元にできやすい原因は何でしょうか。
目元の皮膚というのはとても薄く、且つ、とてもデリケートです。
わかりやすく例えるなら、ゆで卵の白い薄皮ぐらいの厚さです。
よく市販の医薬品に「目の周りは避けてご使用下さい」という記述があります。
これもそういうことなのです。皮膚が薄いので、副作用が出やすいトラブルを避ける為です。
目元は特にシワになりやすく、外的要因と内的要因があります。
シワになりやすい外的要因
しわになりやすい外的要因の代表的なものは、乾燥・摩擦・紫外線・ブルーライトなどの生活習慣です。
もともと目元は皮脂の分泌が少なく、保護バリアの機能がほかの部分に比べて弱いのです。
これから紫外線が強くなる季節、つまり、シワができやすい季節ともいえるでしょう。
また、洗顔やメイク落としなどの時にごしごし擦っていませんか。
基本的に摩擦は肌のへの負担が大きく、最もシワができやすい行為です。
そして、現代社会の象徴とされるブルーライト。
これはじっと見る行動が原因となります。
まばたきの回数が減り、目元の筋肉を使う機会が減ってしまうからです。
筋力が低下すると、シワだけでなくたるみの原因にもなりやすいのです。
しわになりやすい内的要因
シワになりやすい内的要因の代表的なものは、血行不良や加齢です。目元には毛細血管がたくさんあります。
筋力の疲労で血行が悪くなるのは、身体のあらゆる部分で共通することです。
例えば、肩こりが一番わかりやすい例でしょう。その原理と同じです。
皮膚が薄い分、大きく影響を受けやすく、シワだけでなくクマなどもできやすくなるのです。
最も納得しやすい加齢は、前者で述べた乾燥に繋がってきます。
年齢と共に水分量が低下していくので、スキンケアを怠っていると、シワは当然のごとくできやすくなるでしょう。
しかし、忙しい日常生活で、このようなことを考える時間を設けるのは難しいことです。
それどころか、気にしすぎると却ってストレスとなり、心身ともにもあまり良くありません。
次の項目では、日常を少し意識することで簡単にできる、目元のシワ対策を記述していきたいと思います。
肌をごしごし擦らない
洗顔やメイクを落とす時、あなたはどのような行動をとっているでしょうか。
一度振り返ってみて下さい。
洗顔はしっかりと泡立てることが大切です。
少し面倒ですが、この泡がポイントとなります。
先ほど述べたとおり、摩擦は肌の大敵です。
実は、この泡が肌への負担を軽減してくれるクッション代わりとなってくれるのです。
泡を崩さないように、手のひらで大きく包み込むように、意識しながらゆっくり大きく洗います。
しっかり感がほしい人には物足りないように感じますが、泡が顔の細かいパーツにしっかり吸着してくれるので安心してください。
特に目元はマスカラなどの落ちにくいメイク部分です。
目元を手で軽く押さえて十分温めてから落とすと効果的です。
しっかり保湿する
保湿するということは乾燥を防ぐということです。
紫外線や加齢などいろいろな要因がありますが、これらを完全に防ぐことは不可能です。
保湿で一番手っ取り早いのは、スキンケアです。
アイクリームを積極的に使いましょう。
ここで大切なのは、自分に合ったものを続けることです。いくら良くても値段がとても高ければ効果は得られません。
また、全般にいえることですが、スキンケアをとった手のひらを合わせて温かくしてから、肌に軽く押しつけるようにしていくと成分が肌に浸透しやすくなります。
特に目元は手のひらで覆うようにしっかりと浸透させましょう。
目元をマッサージする
洗顔時、スキンケア時、気づいた時にできる簡単な方法です。
目元にはたくさんのツボがあります。
目の周りを触ると、目を囲むような形の骨格を確認することができます。
ここを骨格に沿って指の腹で強めに指圧するという、とても手軽な方法です。
スマホやパソコンで疲れた目の血行を良くすることで、シワの対策もでき、気分もリフレッシュすることができます。
まとめ
今回は簡単で気軽にできるシワ対策を、目元に絞って紹介しました。
飽き性な私でも忙しいながら継続できていることで、何より効果が感じられているものを厳選しました。
年齢と共に顔にシワを刻んでいくのは素晴らしいことだと思います。
それと同時に、いつまでも美しくいたいという美に対する追求心を持つことも素晴らしいことだと思います。
このバランスを大切にして、きれいに年齢を重ねて下さい。