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エイジングケアは何歳から始める?アンチエイジングとの違いとは?

最近はTVや雑誌、化粧品売り場でも「エイジングケア」という言葉をよく耳にしますよね?

エイジングケアをすることでお肌が若返るならぜひやっておきたい!

 

ではエイジングケアは何歳から始めて、一体何をしたら正しいエイジングケアなのでしょうか。

若々しい美肌でいるために、エイジングケアの基礎を知っておきましょう。

 

 

エイジングケアってなに?

 

 

年齢を重ねていくと肌のハリ、シワ、たるみ、くすみなどが気になり始めますよね。

 

20代前半では気にならなかったのに、20代後半になると生活や体調によって肌に現れ始めます。

30代になるとすぐに調子を取り戻すと思っていた肌の調子が戻りにくくなります。

35歳を過ぎた頃からシミやほうれい線が増えていき日常的に老化について悩みが増えていきます。

 

このように年齢とともに変化し衰えていくことを「エイジングサイン」といいます。

 

この「エイジングサイン」に対してこれ以上の老化を防ぐように化粧品などで肌のお手入れをすることを「エイジングケア」いといいます。

 

同じような言葉に「アンチエイジング」という言葉がありますが、この違いはなんでしょう?

 

「アンチエイジング」という言葉が許されているのは医薬品と医薬部外品のみです。

 

医療行為にも使うことができる「医薬部外品」厚生労働省が効果を認めている「医薬部外品」に対して「アンチエイジング」という言葉を使っています。

 

つまり、「アンチエイジング」効果を期待されている化粧品やお手入れ方法に対して「エイジングケア」になるのですね。

 

放っておくとますます加速!!肌が老化するには原因があった!?

 

 

年齢を重ねるたびに目立ってくる老化はなぜ起きるのでしょうか?同じ年齢でも若々しいお肌でいる人とそうでない人との違いを、肌が老化する原因から考えていきましょう。

 

【肌の酸化と乾燥】

肌の老化は、肌の内部にある活性酸素が肌の酸化の原因です。

活性酸素は本来は体内にある最近の駆除を行ったり酸素の働きを促すなど肌にとってはとても必要なのもです。

 

しかし量が増えすぎてしまうと酸化の力で肌にダメージを与える原因になってしまい、老化へとつながります。

紫外線に多く当たることや、食生活の乱れ、喫煙は活性酸素を増やす大きな原因です。

 

また肌の水分量が少なくなり乾燥した状態が続くと、たるみの原因に。

肌の角質層にある保湿成分は年齢によるターンオーバーの周期が長くなることで量が減少します。

 

保湿成分が少なくなった肌には保湿はもちろん、適度な皮脂も必要です。

 

洗浄力の強すぎる洗顔料は必要な皮脂を奪うので避け、セラミドやヒアルロン酸入りの保湿でしっかりターンオーバーの正常化をしていきましょう。

 

 

【紫外線による光老化】

肌が紫外線にあたることでシミ・シワの原因はもちろん、紫外線から肌を守るために皮膚は濃く厚くなっていきます。

これが肌の老化へと繋がり「光老化」といわれます。

 

紫外線にはUV-AUV-BUV-Cがあり、肌の光老化を引き起こしているのはUV-A

 

UV-Aは肌が浴びると真皮まで届き若々しい肌に必要なコラーゲンやエラスチンを破壊してしまい、たるみやシワの原因になります。

 

紫外線アイテムを活用したり、日焼け止めをこまめに塗り直すなど紫外線対策をしっかりとしておきましょう。

 

 

【生活習慣の乱れ】

日常的に夜更かしをしてしまったり、寝る直前までスマートフォンやパソコンを眺めてしまったりしていませんか?

 

このような脳に刺激を与える行動は不眠の要因になり、自律神経の乱れやホルモンの減少に繋がりることで肌のターンオーバーも悪化することに。

 

ストレスも肌の老化の原因となる活性酸素の増加やホルモンバランスの乱れにつながるので、日頃からストレスを発散し早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。

 

 

どんな化粧品を選ぶ?エイジングケアに必要なもの

 

 

肌の老化の原因については明らかになってきましたが、では老化を防ぐ方法はほかにあるのでしょうか?

化粧品を選ぶ時にも知っておきたいエイジングケアに必要な成分をまとめてみました。

 

【セラミド】

肌の角質層にあるセラミドは保湿機能が高く、肌の免疫機能を助けます。

ヒト型セラミドは人間の肌に対して保水性が高く刺激も少ないので安心して使えます。

 

【ヒアルロン酸】

乾燥や小じわを防ぐのに役立つのがヒアルロン酸です。

肌の表面に潤いを閉じ込めるヒアルロン酸は、肌の奥にあるコラーゲン繊維に水分を与える重要な役割をもっています。

 

【コラーゲン】

肌のハリや弾力を保つコラーゲンはエイジングケアには重要な成分です。

肌の保湿に不可欠なコラーゲンは肌のターンオーバー環境を促し、紫外線などによる肌のダメージにも効果的です。

 

【ビタミンC誘導体】

紫外線を浴びた肌の美白化粧品にも含まれているビタミンC誘導体は抗酸化作用やコラーゲン生成にも大きく役立っています。

シミ・そばかすの原因となるメラニン生成を抑制する働きもあります。

 

【レチノール】

エイジング効果が高いといわれているレチノールは肌の活性酸素の減少とターンオーバーを促す働きがあり、皮脂の分泌を抑制する作用があるので優秀な成分です。

 

しかし効果が高い分、副作用もあります。

肌に刺激が強いので使うとヒリヒリする場合もあるので注意が必要です。

 

 

エイジングケアの始めるタイミングは?

 

 

鏡を見てシミ・そばかす、小じわが目立ってきたり、メイクの持ちやのりが悪くなったと感じたとき。

つまり自分自身が肌に対してなんらかの変化を感じたときが老化のスタートなのです。

老化のスタートは年齢はもちろんのこと、生活や食事によっても人それぞれ変わってきます。

 

20代でも紫外線に多くあたるスポーツをしてきた人や、生活が乱れやすかったりストレスの多い仕事をしてる人は老化が早くスタートする可能性があります。

 

20代後半から肌の変化が気になる時だけケアをしていたとしても、30代になれば日常的に必要なケアになったりします。

 

早い段階からエイジングケアをしている人は肌の保湿量も高く普段から肌環境が整っていることから老化が進みにくいということです。

つまりエイジングケアに早すぎることはなく、肌の変化を感じたらエイジングケアは日常的に必要になってきます。

 

スキンケアだけでなく生活習慣を見直すことで老化の促進を遅らせ、美肌を保つことができるのです。

 

普段から自分自身が出している「エイジングサイン」を見逃さず、エイジングケアのタイミングをしっかり始めていきましょう!