「最近、毛穴が目立ってきた!?」
「きちんと毛穴ケアをしてるのに毛穴が目立つのはなぜ!?」
こんなふうに思ったことはありませんか??
もしかしたら、その毛穴は「たるみ毛穴」かもしれません。
この通常の毛穴ケアでは治りにくい「たるみ毛穴」について正しいケア方法をしっておきましょう!
たるみ毛穴とは?
「たるみ毛穴」とは年齢を重ねることで頬のたるみなどが引き起こす毛穴の悩みです。
35歳を過ぎたアラフォーに多い症状で、普通の毛穴の形と異なり「しずく毛穴」と呼ばれることもあります。
特に加齢や水分不足などによって肌全体のたるんでしまい、それによって毛穴が縦長に伸びて開ききった状態になってしまいます。
もしかして自分は「たるみ毛穴」かも!?と思った方はぜひチェックしてみてください。
1.頬などを中心に縦長で楕円形の毛穴が目立つ
2.髪を後ろで束ねたり肌を上に引き上げることで目立たなくなる
3.日頃から毛穴ケアをしているが効果がない
もしこの項目に心当たりがある方は「たるみ毛穴」かもしれません。
「たるみ毛穴」の場合は普通の毛穴を引き締めるケアでは限界があるので、しっかりとケア方法を知っておきましょう。
たるみ毛穴の主な原因
たるみ毛穴は上記のとおり加齢でお肌がたるむことが原因ですが、具体的には肌の真皮の衰えが原因です。
真皮にはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸など肌の弾力や艶感に必要な成分とそれを生成する線維芽細胞があります。
線維芽細胞とは肌に大切なコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分を作り出している細胞のことです。
若い健康な肌はこれらの成分がしっかりと働き、肌の弾力と艶を維持してくれるのですが、年齢とともに線維芽細胞の機能が低下したり成分が減ったりすることでたるみの原因となるのです。
紫外線ダメージもその原因となり、活性酸素や真皮の線維芽細胞のDNAまで傷つけてしまいます。
たるみは真皮の衰え以外でも皮下組織や皮下脂肪の衰え、または表情筋の衰えなどが原因にもなっています。
皮下組織とは大部分が皮下脂肪で構成されていて、そこに動脈や静脈が通っており、周りの細胞や血管のない表皮に栄養を届ける代わりに細胞からは老廃物を受けとる大事な働きをしています。
このように、身体の細胞に栄養を行き渡らせ、老廃物を受けとる機能が衰えてしまうと肌だけでなく全身の衰えにも繋がってしまいます。
また、たるみ毛穴の原因としてたるみだけではなく、もともと毛穴が目立ち始めていた乾燥毛穴、皮脂による開き毛穴、紫外線によるメラニン毛穴などが「たるみ」と重なってできてしまう場合もあるのです。
【たるみの原因】
そもそもたるみとは上記以外に血行不良や運動不足なども原因となります。
姿勢やむくみ、冷え性などもたるみの原因に繋がっているのです。
【乾燥肌の原因】
乾燥毛穴は乾燥によって肌がしぼんでしまい目立ちます。
乾燥肌の方は肌の水分保持や水分蒸発の抑制の働きが低下することで、肌が水分や皮脂が不足した状態になり起こります。
そのためターンオーバーが乱れてしまい、肌の透明感も失われます。
原因は加齢、紫外線、寒暖さ、ライフスタイルの悪習慣などにあります。
【皮脂過剰肌の原因】
主な原因は詰まり毛穴、開き毛穴、黒ずみ毛穴です。
脂っこい食事や睡眠不足によって皮脂が過剰になり起こります。
このように毛穴が開いてしまう原因は様々で、そこにたるみという老化が加わることでたるみ毛穴となってしまうのです。
アンチエイジング化粧品でたるみ毛穴を防ぐ!
アンチエイジングによってたるみ毛穴の進行を防いだり改善することも出来ます。
アンチエイジングの基本は保湿です。
毛穴のケアとしてもクレンジングや洗顔を正しく行うほか、乾燥部分や角栓にしっかりと保湿させることが大事です。
保湿によってたるみは改善しませんが、毛穴に対してしっかり保湿を行えばたるみ毛穴の改善に繋がります。
【保湿】
保湿とはただ保湿力の高い化粧水や美容液を使うことではありません。
保湿された肌を維持できている状態が最善なのです。
どんなに高い化粧品を使っても1日に何度も保湿もしたとしても、
肌に十分な保湿量を維持できる「保湿力」がなければ意味がないのです。
その為にはバランスのとれた食事や良質な睡眠、
健康を維持する生活習慣が不可欠なのです。
生活習慣が悪化すると保湿力も低下し乾燥肌になり、
バリア機能までもが低下してしまうとインナードライ肌や敏感肌となってしまいます。
【コラーゲン・エラスチン】
真皮でコラーゲンやエラスチンが減るのもたるみ毛穴の原因に繋がります。
保湿が線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンを
増加させることで肌の老化を防ぎ、たるみ毛穴を防ぎます。
アンチエイジング効果のある化粧品には線維芽細胞の活性化させたり、
コラーゲンを増やしすことでターンオーバーを促します。
【ビタミンC誘導体】
コラーゲンの生成を助けるビタミンC誘導体は
アンチエイジングにはとても大事な成分です。
毛穴への効果として皮脂の酸化を防いだり、
美白効果によるメラニン毛穴を改善する働きがあります。
皮脂の抑制効果や毛穴の引き締め効果も
期待されているので毛穴改善にはとても役立つ成分です。
アンチエイジングできる食べ物とは?
上記で肌の老化を防ぐためにバランスのとれた食事も必要だとお話しました。
ではたるみ毛穴を防ぐために、具体的にはどんな食事が必要なのでしょうか?
【鶏もも肉】
主な栄養素はタンパク質、ビタミンB1、ナイアシンです。
ナイアシンは粘膜や糖質の分解以外にも
血行を促進させることで肌に栄養を行き渡らせてくれます。
【卵】
コラーゲンの原料となります。
弾力やハリに欠かせないコラーゲンが
生成されることで毛穴を目立ちにくくしてくれます。
【キウイ】
食物繊維、ビタミンE、鉄、亜鉛などがあります。
ビタミン豊富でレモン8個分にもなります。
【アボカド】
栄養価が高く紫外線で増やされた活性酸素を抑制し、
抗酸化作用で皮膚の再生に必要とされるアミノ酸も含まれています。
たるみ毛穴が気になり始めたら早めに生活習慣の見直しと食と化粧品からアンチエイジングをスタートさせることで、改善させることができます。
毛穴ケアしていても改善させずに諦めかけていた方も、もしかしたらたるみ毛穴のケアで変わるかもしれません。
アンチエイジングで身体の外からも内からも綺麗な美肌に生まれ変わらせましょう!