あなたの周りを想像してみて下さい。
いつみてもいきいきしている人、顔つきが穏やかな人、何となく話しかけたくなる人…、そんな人はいませんか？
いわゆる、人を惹きつける人です。
私の周りでも何人か思い浮かびますが、そんな人の共通点は『充実している』ということです。
これは、好きな時に欲しいものが手に入る環境であるとか、エステやネイルで容姿がいつもきれいであるとか、物質的なものではありません。
内面的なことを指しています。つまり、『心が満たされている』ということです。これは、簡単なように感じますが、忙しい日々を生き抜く中で最も難しいことです。
今回は、『心が綺麗になる方法』ついて考えていきましょう。｜
私たちは感情を持った人間です。笑ったり泣いたり怒ったり、様々な感情が錯誤しています。
加えて、家族の感情だけでなく、社会に出ると他人の感情も入り交じり、様々な問題を抱えることも少なくありません。
これを言い換えるなら、『いっぱいいっぱいになる』という言葉が当てはまるでしょう。そうなると、他人に攻撃的になったり、ふさぎ込んでしまったり、負の現象が起きて心に余裕がなくなります。
そんな時、人ははけ口を探し出します。他人の悪口を言ったり、意地悪をしてストレスを解消しようとし、同じような考えを持った人同士で盛り上がってしまうのです。残念ながら、心が綺麗とは決して思えません。
反対に『満たされている人』はどんな人でしょうか。前述からいくと、『心に余裕のある人』が適切だと思います。
物事にあまり感情的にならずに冷静な判断ができる、周囲に振り回されすぎない、他人を悪く言わない、つまり、自分のスタンスや気持ちをしっかり持った人です。周囲を気にしすぎることなく、自分と他人との線引きが上手な人です。
あなたはどちらのタイプになりたいですか？きっと多くの人が後者を選ぶかと思います。もちろん、私もその一人です。
そこで、本題に入ります。ここでは３つ紹介します。実践しやすいものばかりを抜粋してますので、是非参考にしてください。
『心を綺麗にする方法』といっても、当たり前ですが洗濯できません。
最初に述べたあなたの周りの『充実している人』をもう一度思い出してみて下さい。
人によって価値観は違いますから、この人みたいになりたいなぁと思う人です。まず、その人の行動をよく観察し真似てみましょう。
容姿ではなく、行動や発言です。全部を真似してしまうのは個性が失われるので、良いと思った所を抜粋してみるのです。
例えば、私は人に流されやすく、極度のイエスマンでした。どんな無理でも笑って引き受け、後で自己嫌悪に浸るといった日々でした。
そうしないと、周囲に嫌われると思い込んでいたからです。このままでは潰れてしまうと思い、いつも楽しそうにしている友達の真似事から始めました。
最初は違和感がありますが、不思議なもので習慣付いてきたのです。
『こんな時あの人だったらどうするだろうか』そんな考えから、後に自分の意志として判断が下せるようになります。気が付けば、物腰柔らかくきちんと断れる自分が確立されていました。
２つ目は、『あらゆることに感謝すること』です。
これは基本だと考えています。衣食住、どれが欠けても人は生きていけません。
さらに、今のこの瞬間も健康だからできていること。物を捨てる時も『ありがとう、ご苦労様』と言います。花に水やりをする時、話しかけるとよく育ってくれるとか、料理の時に「美味しくなーれ」と言いながら作るとか、そういうことと同じだと思います。
ちなみに私は寝るのが大好きなので、「こんな時間に寝れて幸せです！ありがとうございます！」と言って寝てます（笑）ここで大事なことは、声に出すということです。心の中で思うだけはでなく、実際に発言することで、音が耳に入って脳に伝達し、プラスの感情が生まれるのです。
最後に『人に親切にすること』です。
誰もが経験したことがあると思いますが、交通機関で年配の人がいたらどうしますか？
頭の中ではわかっていても、率先して席を譲る人はほとんど見かけなくなりました。勇気がいるように感じますが、とても気持ちの良いものですし、実際そんなに勇気がいるものでもありません。
それに、困った人を助けると必ず自分に返ってくるものです。利益を求めるのは良くないですが、『因果応報』という言葉の通り、人にしたことは悪いことも含め、全ていつか何らかの形で返ってくるのです。
人に親切にすると心がスッと浄化された気分になります。それが内面から綺麗になれるコツだと思います。
まだまだありますが、以上３つを紹介しました。
『心から綺麗になる方法』は普段の心掛けが大切です。そうすると、不思議なことに同じような人が集まってきます。
その中で、切磋琢磨して内面が磨かれていくのでしょう。心は必ず顔に出ます。
私が美容関係の仕事をしていた時に感じたことです。これから、美しく歳を重ねていくために、是非実践してみて下さい。
